この便箋と封筒は
旧因幡国、今の鳥取県青谷町でこしらえている。因州和紙の歴史は千年。書や水墨につかう画仙紙に定評があり、生産量は全国のおよそ七割を占める。
この便箋と封筒は、その地で培われた知恵と、新しい知識を掛け合わせた和紙製である。楮をベースにしてパルプを混ぜ合わせた機械漉きではあるが、和紙本来の手漉きの風合いに負けず劣らず、その精緻な紙面には頑な表情が見てとれる。そもそも楮の繊維は長く、その密度によって墨やインクがにじみやすい。それに比べてパルプの繊維は短毛で、楮とパルプ、折り合いをつけることでにじみが止まりやすく書き易い利点を得る。現代の筆記具にうってつけのレターセット、さてと「あいつ」に手紙でも書いてみるか、思いの中に立ってみるか。
商品名 因州箋と封筒
素材 楮、パルプ
製造 大因州製紙協業組合(鳥取県鳥取市青谷町山根)
寸法 便箋 186 × 275mm
封筒 114 × 162mm
仕様 便箋 朱枠、罫なし、40枚綴り
封筒 未晒し、8枚束
価格 便箋 880円
封筒 506円
便箋
封筒
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