東青山


〇 2012 CALENDAR

2011. 12. 9  [日用品]
 

立花文穂のカレンダー

 日付ける、ということ


 来年がやってくる。否が応でもせまりくるのである。
 今年の私は、カレンダーを振り返るたび、気持ちの整理がつかないままに日々が通り過ぎた、そう思わざるをえないのだった。向かうべき地点の定まらないまま、うろつく心をなんとかしずめながら、けれど締めくくりぐらいは、きゅっ、と結んで、抽き出しにおさめたい。たとえば、やってくる年に早々と印を付けてみる。何かがやってくるのを待つのではなく、私から迎えにいこう。私は思いつくかぎりの日にまるを付けてみた。すると、
 生きねばならない、と感づいたのだった。


 このカレンダーは

 すこし立ち止まって「みる」のもいい。持って出かけて「みる」のもいい。延ばせば短冊みたいに、手折れば文庫ほどの。
 書いて「みる」カレンダー、2012。

 商品名  2012 CALENDAR
 デザイン 立花文穂
 制作   立花文穂プロ.
 寸法   縦 297mm × 横 100mm
 ※ 販売終了いたしました。

 

<< 戻る